エルンスト･ル-ビチュの映画芸術(2)

• 瀬川, 裕司

書誌事項

タイトル別名

• エルンスト ルービチュ ノ エイガ ゲイジュツ 2

抄録

Article

主演・監督作『シューパラスト・ピンクス』で成功を収めたのち、エルンスト・ルービチュは映画監督、映画俳優および舞台俳優として順調な進路を歩んでいく。1922年末にハリウッドに向けてドイツを発つまでのあいだに、彼は『シューパラスト・ピンクス』の作品世界をさらに発展させた一連の喜劇映画と、それらとはかなり毛色の異なる歴史大作とを次々に発表して世界的な注目を集めることになるが、ここではまず現存する喜劇映画に対象をしぼって彼の映画監督としての成長過程を観察することにしたい。1.『陽気な監獄』(1917)＜ストーリー＞自宅で朝食をとっていたアリーツェは、昨夜外出していた夫アレックスの姿が見あたらないことに気づき、女中のミツィと豪邸を捜し回る。

収録刊行物

• 明治大学教養論集

  明治大学教養論集 395 75-95, 2005-03-31

  明治大学教養論集刊行会

詳細情報

• CRID: 1050294584547201792
• NII論文ID: 120001441332
• NII書誌ID: AN00238633
• ISSN: 03896005
• HANDLE: 10291/5235
• NDL書誌ID: 7697581
• Web Site: https://meiji.repo.nii.ac.jp/records/8118
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7697581
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles