機能性上皮小体嚢腫の2例

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タイトル別名
  • Two cases of functioning parathyroid cysts

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抄録

症例1, 48歳男, 近医で右頸部の腫脹を甲状腺嚢腫と診断され, 嚢腫穿刺を施行された.その後高カルシウム血症クリーゼ出現し, 当院内科に入院した.症例2, 69歳女, 右頸部の違和感を自覚し, 健診で右頸部の腫瘤を指摘され, 入院となった.両例とも血中カルシウム濃度, 上皮小体ホルモン(PTH)値は上昇していた.US, CT, MRI, シンチグラフィーを含む画像所見より機能性上皮小体嚢腫と診断し, 手術を施行した.上皮小体切除後, 血中カルシウムとPTH値は正常に復したが, カルシウム補充が症例1では必要であった

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 44 (9), 661-665, 1998-09

    泌尿器科紀要刊行会

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