感染をともなう尿路結石の細菌学的研究

• 吉田, 修

  京都大学医学部泌尿器科学教室

• 桐山, 啻夫

  京都大学医学部泌尿器科学教室

• 岡田, 謙一郎

  京都大学医学部泌尿器科学教室

• 岡田, 裕作

  京都大学医学部泌尿器科学教室

• 渡辺, 泱

  京都府立医科大学泌尿器科学教室

• 三品, 輝男

  京都府立医科大学泌尿器科学教室

• 内田, 睦

  京都府立医科大学泌尿器科学教室

• 渡辺, 康介

  京都府立医科大学泌尿器科学教室

• 友吉, 唯夫

  滋賀医科大学泌尿器科学教室

• 高山, 秀則

  滋賀医科大学泌尿器科学教室

• 竹内, 秀雄

  滋賀医科大学泌尿器科学教室

• 中川, 清秀

  国立京都病院泌尿器科

• 上山, 秀麿

  京都市立病院泌尿器科

• 平竹, 康祐

  京都第一赤十字病院泌尿器科

• 古澤, 太郎

  京都第二赤十字病院泌尿器科

• 海法, 裕男

  鞍馬口病院泌尿器科

• 林, 正

  大津市民病院泌尿器科

• 臼井, 通

  京都徴生物研究所

書誌事項

タイトル別名

• A bacteriological study on urinary calculi associated with infections

抄録

感染をともなう尿路結石120例について細菌学的検討および抗生物質の結石内移行について検索した.120例のうち104/ml以上の菌検出は65.8%であり, 同定菌株は101株で, proteus mirabilis 20, 7%, E. coli 18.8%の順に多かった.92結石につき赤外線分光分析を行ない, リン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)およびその混合結石28.3%, リン酸カルシュウム(Cap)およびその混合結石52.2%, シュウ酸カルシュウム(CaOx)およびその混合結合15.2%であった.90結石の表層から53.3%に菌が検出され, 分離58株のうちproteus mirabilis 37.9%, E. coli 13.8%, pseudomonas aeruginosa 12.1%であり, 結石内層では75.8%に検出された菌株のうちproteus mirabilis 52.0%, Pseudomonas aeruginosa 16.0%であった.また結石内分離株と結石成分の関係, Cefmetazoleの結石内浸透についての検索を行った

収録刊行物

• 泌尿器科紀要

  泌尿器科紀要 30 (2), 191-198, 1984-02

  泌尿器科紀要刊行会

キーワード

• Urolithiasis
• Infection
• stone culture
• Cefmetazole

詳細情報

• CRID: 1050001202300554112
• NII論文ID: 120002158665
• NII書誌ID: AN00208315
• ISSN: 00181994
• HANDLE: 2433/118118
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1985156698
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • CiNii Articles