尿路上皮腫瘍患者および健康人におけるN-acetyltransferase phenotypeについての検討

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  • Determination of the N-acetyltransferase phenotype in urothelial cancer patients and healthy controls

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抄録

尿路上皮腫瘍患者及び健康人において, SMZを用いるWeber and Brennerの方法に準じてN-acetyltransferase phenotypeを検討した.1) Slow acetylator phenotypeの頻度は, 全体では144例中16例であり, 各群別にみると正常対照群25例中1例, 検診群57例中10例, 自然発生尿路上皮腫瘍患者群42例中3例および職業性尿路上皮腫瘍患者群20例中2例であった.2) Slow typeの頻度は, 腫瘍患者群の方が正常対照群より高い傾向を示したが有意差はなかった

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 32 (8), 1085-1092, 1986-08

    泌尿器科紀要刊行会

被引用文献 (2)*注記

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