エピソード記録の重ね合わせの可能性  [in Japanese] Potentiality for educational practices by superposing episodic recordings  [in Japanese]

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Abstract

本研究は、学校における児童の経年変化を可視化する方法を提示し、その可能性について検討することを目的とする。そこで、継続的な参与観察において様々な現場経験・研究的視点をもった観察者によるエピソード記述を重ね合わせることにより、対象児童の変容と経年的な教科の(また教科を超えた)学びの履歴を可視化する。記録はグラウンデッド・セオリー・アプローチによって分析し、時間・空間を超えて照らし合わされる。この手続きにより、ひとつの解釈に集約されるのではなく、同時に存在する多様な解釈への可能性が開かれる。このようにして明らかになった児童の経験の履歴は、感受・体験を形式化して表現するプロセスの繰り返しが内包され、学びの系統性や多面的な児童像を含んだ立体的なものとして提示される。これは、学習者(児童)の視点から学校文化をとらえなおす可能性をもつものである。

Journal

  • Bulletin of the Faculty of Education, Mie University

    Bulletin of the Faculty of Education, Mie University 61, 305-317, 2010

    三重大学教育学部

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120002261775
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12097333
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    18802419
  • NDL Article ID
    10675072
  • NDL Source Classification
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要) // ZM2(科学技術--科学技術一般--大学・研究所・学会紀要)
  • NDL Call No.
    Z22-209
  • Data Source
    NDL  IR 
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