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抄録

皮膚に限局した一連の末梢型T細胞リンパ腫は放射線に対する感受性が高く、電子線治療の適応となる疾患である。こららの疾患は一般的に全身の皮膚に浸潤するため、治療に際してはTarget Volumeの深さに合わせた最小限のエネルギーで全身隈なく照射する必要がある。筆者等は最近臨床で遭遇した菌状息肉症の患者を治療するため、その患者に合った物理的なデータを測定した。照射野の拡大には振子照射法を用い、エネルギー低減方法は装置に装備されている鉛のスキャタラーを低原子番号で、しかも加工のしやすい塩化Vinyl板に交換する方法を工夫した。データとして治療効果、副作用に関係する線量率、エネルギー、及び照射野内平坦度について測定した結果、距離が長くなる関係から線量率が低下する全身照射法の欠点は解消できなかったが、エネルギー及び平坦度については使用可能なデータを得ることができた。

The peripherally T-cell lymphoma; Mycosis fungoides etc, has the good radiation sensitivity, and has been adapted for total skin electron beam therapy. In this study the pendular irradiation method was used for the purpose of total skin electron beam therapy in Mycosis fungoides, and physical data on the radiation field and the electron beam energy were useful clinically.

収録刊行物

  • 岡山大学医療技術短期大学部紀要

    岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1), 1-6, 1991-03-25

    岡山大学医療技術短期大学部

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120002313887
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10355371
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    0917-4494
  • データ提供元
    IR 
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