熱帯季節内振動がPNAパターンの予測可能性に及ぼす影響

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タイトル別名
  • On the Influence of Tropical Intraseseasonal Oscillation on the Predictability of PNA pattern

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抄録

北半球冬季の対流圏中高緯度域における主要なテレコネクションパターンであるPacific/North American (PNA) パターンの予測可能性について,1992年から2001年までの十年間について気象庁気候情報課が実施したアンサンブルハインドキャスト実験結果を用いて解析した。特に,対流圏熱帯域における主要変動モードである Madden-JulianOscillation (MJO) がPNAパターンを励起する可能性を示したMori and Watanabe (2008) の結果を参考にして,PNAパターンの予測可能性と,MJOの位相や振幅との関連に注目して解析を行った。その結果,PNA パターンの予測誤差は,予報初期日にMJOに伴う活発な対流域がインド洋や西太平洋域に存在するとき大きくなることが示された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282676671391616
  • NII論文ID
    120002515055
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/129305
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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