日本人成人の相互独立性--クラスタ分析による類型的理解の試み  [in Japanese] The independent self characterizing Japanese adults: A tentative taxonomy based on cluster analysis  [in Japanese]

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Abstract

日本文化に於ける相互協調的自己観の優勢にも拘わらず日本人成人の相互独立性は相互協調性を凌ぐ、と言う従来の知見に立脚し、日本人成人の相互独立性に随伴する諸特性を闡明すると共に、それら諸変数の連関に基づく成人の発達的類型化を、3つの調査を通じて試みた。その結果、(1)相互独立性が高く相互協調性が低いと共に肯定的自己認識が顕著な相互独立性優勢型、(2)一定程度の相互独立性と相互協調性を具備すると共に肯定的自己認識も持つ独立性・協調性拮抗型、(3)相互協調性が高く相互独立性が低いと共に批判的自己認識が顕著な相互協調性優勢型、の3類型が見出された。親となることを通じた人格的発達が最も顕著であるのは相互独立性優勢型の若年成人であり、反自己中心的規範意識と権威主義という老人期に見られる特性を示したのは、独立性・協調性拮抗型の中年成人であった。相互協調性優勢型は人格的発達も老人期的特性も示さなかった。

Journal

  • 奈良大学紀要

    奈良大学紀要 (31), 213-233, 2003-03

    奈良大学

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120002696573
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00181569
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    03892204
  • NDL Article ID
    6520018
  • NDL Source Classification
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要)
  • NDL Call No.
    Z22-845
  • Data Source
    NDL  IR 
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