若手教員における問題共有解決システムの取組
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- Other Title
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- Developing System for Sharing and Solving the Problems of Novice Teachers
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Abstract
団塊の世代の教員が大量退職し、若手教員を指導する教員が不足している。若手教員の間でも、最近では、互いに腹蔵なく気軽に悩みを出し合い、問題を共有し、解決を図ろうとすることが苦手な傾向がある。本研究は、このような問題に対して、インターネット上で若手教員たちが互いに悩みを吐露し、時にはメンター教師が助言や提案をしながら、力量形成をしていくためのシステムを開発しようとした。その成果としては、電子掲示板を活用すると、若手教員は、自分のよさや課題に気づくことができ、教材づくりや指導案作成にも協力し、その結果を授業観察で確かめる過程で自分の経験を省察し、教職に対する思いを新たにしたり、多様な考え方に触れて、じっくり考える力を養うことができるようになったことを挙げることができる。
Journal
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- 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」
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奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」 3 73-80, 2011-03-31
奈良教育大学大学院教育学研究科専門職課程教職開発専攻
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338297464064
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- NII Article ID
- 120002923807
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- NII Book ID
- AA12405118
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- ISSN
- 18836585
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10105/5880
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN