<i>Escherichia coli</i>から活性汚泥細菌へのフィルターメイティングによるプラスミドpJP4の伝達

  • 筒井 裕文
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻
  • 惣田 訓
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻
  • 竹田 智
    大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻
  • 大槻 英隆
    大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻
  • 井上 大介
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻
  • 清 和成
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻
  • 池 道彦
    大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Transfer of Plasmid pJP4 from <i>Escherichia coli</i> to Activated Sludge Bacteria by Filter Mating
  • Transfer of plasmid pJP4 from Escherichia coli to activated sludge bacteria by filter mating

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抄録

広宿主域、自己伝達性、水銀耐性プラスミドpJP4のEscherichia coli HB101から活性汚泥細菌への伝達性を調査した。E. coli HB101 (pJP4)を供与菌、活性汚泥細菌を受容菌として、寒天培地上でフィルターメイティングを行ったところ、伝達頻度は2.0×10-1– 5.8×10-1/供与菌、2.2×10-1/受容菌であった。検出されたトランスコンジュガント(trans conjugant)を同定したところ、その大半は一般的な活性汚泥細菌であるBurkholderia cepaciaSphingomonas paucimobilisであることが推定された。pJP4の元々の宿主であるCupriavidus necator JMP134は、水銀(HgCl2)濃度50 mg/lまでの耐性を示したが、いくつかのトランスコンジュガントは、それよりも高い100 mg/lまでの耐性を示した。

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参考文献 (34)*注記

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