自己開示によるストレス反応低減効果の検討

• 丸山 利弥

• 今川 民雄

書誌事項

タイトル別名

• The effects of self-disclosure on stress reduction
• ジコ カイジ ニヨル ストレス ハンノウ テイゲン コウカ ノ ケントウ

抄録

本研究は、ストレス対処方略としての自己開示が、自己開示以外のストレス対処方略とどのような効果の違いがあるのかを、ストレッサー間の比較と合わせて、調査、検討するものである。このために、２つの要因を取り上げる。第1 の要因は４つに分類したストレスイベントのタイプである。第２に、ストレス対処方略の選択に影響する要因として「自力解決可能性」、「自己責任性」、「（ストレスの）深刻さ」の３つを検討に加えた。結果から、１） ストレスイベントに関わらず、自己開示は他のストレス対処方略よりもストレスを低減させること、２） ストレス対処方略の選択に関わる３要因の効果はストレスイベントによって異なることが確かめられた。

収録刊行物

• 対人社会心理学研究

  対人社会心理学研究 2 83-91, 2002

  大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室

キーワード

• 自己開示
• ストレッサー
• ストレス対処方略
• ストレス反応
• self-disclosure
• stressor
• stress coping strategy
• stress response

詳細情報

• CRID: 1390572174758184192
• NII論文ID: 120004841162
• NII論文ID: 40005597550
• NII書誌ID: AA11550166
• DOI: 10.18910/6967
• HANDLE: 11094/6967
• NDL書誌ID: 6246222
• ISSN: 13462857
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6246222
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles