ディジタルリテラシー : 社会における学習と教室内での教育実践  [in Japanese] Digital Literacies -Social Learning and Classroom Practices-  [in Japanese]

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Abstract

いわゆる「ホワイトカラー」と呼ばれる職種は増加しており、これを対象とした研究にも一定の蓄積がある。しかしそれらの研究は、一部の研究開発職を対象としたものを除いて、職種と部門をほぼ同列に扱う傾向があり、部門ではなく職種に着目したキャリア研究はあまり行なわれてこなかった。このため、企業内の同一部門の中で多様化しつつある職種と、そこでなされる人材形成のあり方を把握することが困難になっている。そうした点を踏まえ、本稿では「情報処理技術者」.という特定の職種に焦点を当てることで、従来の研究で見落とされてきた点を検討し、多様化・専門化しつつあるホワイトカラーを部門ではなく職種によって研究することの可能性を見いだそうとする。まず国家資格である「情報処理技術者試験」に注目し、この試験で認定されることになっている能力について整理した。これにより、高度情報処理技術者試験で求められる能力を、情報処理企業における管理職の能力を示す指標のひとつとして扱うことができることを確認した。次にある企業の人事データから、高度情報処理技術者試験合格者の社内での地位と移動について検討し、日本のホワイトカラーを育成する機能を持つとされている「部門間の移動」が、情報処理技術者という職種に限って見た場合、必ずしも行なわれていないことを明らかにした。

Journal

  • 大阪大学教育学年報

    大阪大学教育学年報 15, 113-116, 2010-03-31

    Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120004844451
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN1055404X
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Departmental Bulletin Paper
  • ISSN
    13419595
  • Data Source
    IR 
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