山形市方言の文末詞バ : ヨと対比して

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タイトル別名
  • ヤマガタシ ホウゲン ノ ブンマツシ バ ヨ ト タイヒシテ

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抄録

本稿では、山形市方言の文末詞バの用法を、ヨと対比しつつ記述する。その用法をまとめれば、次のようになる。(a)バは、聞き手にたいして、聞き手の未知の情報を伝達する場合に用いられる。(b)バは、当該情報が話し手が意外性をもって見出した/認識したもので、聞き手にとっても、おそらく開き手の想定にはない/聞き手の想定とは異なる、聞き手が驚くにちがいない情報であるとして伝達する際に用いられる形式である。(c)ただし、そのような条件を満たしていなくとも、バを用いることで話し手の既得情報に意図的に意外性をもたせることによって、聞き手にたいする配慮を行うといった使い方もある。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009224808871296
  • NII論文ID
    120004945481
  • NII書誌ID
    AA11555159
  • DOI
    10.18910/23213
  • HANDLE
    11094/23213
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles

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