世間は震災トラウマケアの何を知りたいのか : ツイッターによるリスクコミュニケーションで見えてきたもの

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抄録

 震災直後よりツイッターでトラウマケアの情報発信を行い,得られた反応を公式リツイート数を指標に分析し一般社会で、求められる情報のニーズ、把握を行った. 「急性期反応への寄添い」「サバイパーズギルト」「グリーフケア」「子ども・障がい者」ヘ高い関心が向けられたのに対し「アルコール」「性」「怒り」への関心は低下した. 「当事者・周囲への働きかけ」に対し「自分自身への対処法」の関心は低く,また,まとまった大量の情報を提示しても関心は示されないなど, リスクコミュニケーションへの留意点が浮かび上がった.さらに時期的には震災発生後第1~3週までは高い関心が持続したが第4週以降は関心が低下したことから,いかに早く発信態勢を立ち上げ,この期間内に知識を普及させるかが勝負になると思われた.

収録刊行物

  • トラウマティック・ストレス : 日本トラウマティック・ストレス学会誌

    トラウマティック・ストレス : 日本トラウマティック・ストレス学会誌 10(1), 82-87, 2012

    日本トラウマティック・ストレス学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120004950069
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12059899
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • ISSN
    1348-0944
  • NDL 記事登録ID
    023822216
  • NDL 請求記号
    Z74-D470
  • データ提供元
    NDL  IR 
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