ミトコンドリアDNA分析による褐藻ガゴメ判別技術の開発

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抄録

ミトコンドリアDNA(mtDNA)分析によるガゴメの判別技術を開発するため、産地の異なるガゴメ2個体のmtDNA全塩基配列(37,569bp及び37,625bp)を決定した。得られた塩基配列情報を基に、CAPS法で利用可能なマーカーを探索した結果、23S rRNA遺伝子領域、NAD2遺伝子領域、NAD5遺伝子領域の3遺伝子領域内に候補となる5箇所の配列が見出された。コンブ類11種(ガゴメ、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ミツイシコンブ、ナガコンブ、ガッガラコンブ、チヂミコンブ、トロロコンブ、スジメ)を用いてCAPS法を検討した結果、3遺伝子領域の全てでガゴメを識別することが可能であった。また、NAD2遺伝子領域には、チヂミコンブを識別できるマーカーも含まれていることが確認できた。複数箇所を判別に利用することで、高精度なガゴメ判別技術が開発できると考えており、今後、各種個体数を増やし、判別精度の評価を行う予定である。

収録刊行物

  • 北海道立工業技術センター研究報告

    北海道立工業技術センター研究報告 (10), 1-5, 2008-12

    テクノポリス函館技術振興協会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005208551
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10258604
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • ISSN
    09171851
  • データ提供元
    IR 
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