当院における嚥下機能評価の現状

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抄録

当院では嚥下障害患者に対して嚥下内視鏡検査(Videoendoscopic examination of swallowing:以下VE)を行っている.2007年7月~2008年8月までの114ヶ月間にVEを行った患者は188人,のべ365回であった.平均年齢は77.2才(21~96才),男女比は男性132人(70.2%),女性56人(29.8)であった.疾患別の内訳は急性肺炎患者が75人(39.9)と最も多く,脳外科患者が46人(24.5),循環器科患者が28人(14.9)などであった.藤島の摂食・嚥下のグレードに従い,それぞれの患者の嚥下能を評価した.また言語聴覚士による嚥下訓練の効果についても検討したので報告する.

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