理科系キャンパスの小規模日本語プログラムにおけるエンパワメント評価の実践

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  • リカケイ キャンパス ノ ショウキボ ニホンゴ プログラム ニ オケル エンパワメント ヒョウカ ノ ジッセン

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筆者らは「日本語教育プログラムの現場調査」(平成20・22年度)という科研研究で、北陸地域の日本語教育プログラム7つの現場調査を実施し、プログラムの特徴や抱える問題点などを明らかにした。その上で、様々な評価方法を吟味し、エンパワメント評価という、プログラム当事者が評価の主体となるという独特な評価法を見出し、それを自らのプログラムに適用してみる「日本語教育プログラムにおけるエンパワメント評価の実践」(平成23・25年度)という新たな科研研究を開始した。 エンパワメント評価は、参加型評価、協働型評価の後に出てきたもので、「プログラム当事者が評価の主体となることにより、プログラムの改善を目指す」(Fetterman et.al.,2005)という画期的な評価方法である。日本ではNPOの活動のエンパワメントを評価した藤掛(2005)の実践報告があるが、教育プログラムにエンパワメント評価を適用した例はいまだ、かつてない。 ここでは、研究課題として以下の3つを掲げ、実践により検討する。 RQ1:このプログラムのどのような要素がエンパワメント評価を選ぶ要因となったのか。 RQ2:エンパワメント評価は、どのようにプログラムを変えてきたのか。 RQ3:エンパワメント評価を、どのように実践するのか。

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