書誌事項
- タイトル別名
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- ゲンゴ ゲーム ト シコウセイ : シャカイガクテキ カンテン カラ
- Language game and Intentionality
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抄録
ウィトゲンシュタインの哲学,特に「哲学探究」を中心とする,いわゆる「後期」のそれは,社会学という学問分野においても多くの議論を呼び起こしてきた。とりわけ,「規則(に従うこと)」や「私的言語」といった論点は,「言語(活動)」と「社会」との接点に位置しており,社会学者にとって意義のある検討課題であろう。 しかし,後期ウィトゲンシュタインの「中心テーマ」と評されることもある,「言語ゲーム」という概念それ自体は,それほど主題化されてこなかったのではないかと私は考えている。これは,ウィトゲンシュタイン自身がこの概念を明確には定義しておらず,むしろ積極的な定義を避けているようにも見える,といったことにもよるだろうし,この概念を理論的な概念であるというよりは理論の方向性を(漠然と)示すものとして受け止められてきたためではないかとも思う。 しかしながら,少なくとも社会学にとっては,この「言語ゲーム」という概念は,それ自体が詳細に検討する価値のある概念なのではないかと私は考えている。そこで,本論では「言語ゲーム」という概念そのものを主題化することにより,社会学におけるこの概念の利用可能性を検討したい。
収録刊行物
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- 富山大学人文学部紀要
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富山大学人文学部紀要 59 1-33, 2013-08-26
富山大学人文学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224806386304
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- NII論文ID
- 120005317552
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- NII書誌ID
- AN00175930
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- ISSN
- 03865975
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- HANDLE
- 10110/11923
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- NDL書誌ID
- 024855828
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可