ゲッキツの新葉あるいは成葉で飼育したミカンキジラミ雌成虫(半翅目:キジラミ科)の卵巣発育程度の比較

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抄録

ゲッキツの新葉上で飼育したミカンキジラミ雌成虫の卵巣発達程度を,成葉で飼育した雌成虫のそれと比較した。3日齢の雌成虫においては,いずれの処理区においても成熟卵を持つ個体はいなかった。5日齢では,新葉上の雌成虫の39頭中31頭(79.5%)が成熟卵を持っていたのに対し,成葉上の雌成虫は39頭中1頭(2.5%)だけであった。1雌あたりの平均成熟卵数も新葉上の成虫の方が有意に多かった。また,7日齢の雌成虫においても,成熟卵を持つ個体数および成熟卵数は,成葉上よりも新葉上の成虫で多い傾向がみられた。これらの結果から,新葉上での吸汁は雌成虫の卵巣発育を促すことが示唆された。

収録刊行物

  • 果樹研究所研究報告

    果樹研究所研究報告 (13), 39-42, 2012-03

    農業技術研究機構果樹研究所

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005330874
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11651673
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • ISSN
    13473549
  • データ提供元
    IR 
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