小学校高学年生から中学生の時期に継続したBLS(一次救命処置)講習が及ぼす影響と効果

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抄録

平成16年から医療従事者だけでなく、一般市民も自動体外式除細動機(AED)の使用が可能となり、全国の小中高等学校にも設置された。学校管理下での心肺停止は目撃例が多く居合わせた人たちによる一次救命処置が有効である。若年者は、その長い人生の間に心肺停止者に遭遇する機会は年長者よりも多いと考えられる。また、小中学生であれば、その後の進学先や運転免許取得時等で再び一次救命処置の学習機会があり、繰り返して学ぶことの効果が期待される。本研究では、救急蘇生ガイドラインに準拠したBLS(一次救命処置)講習を実施し、継続的な講習の効果を明らかにすることを目的とした。

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