開放制を原則とした特別支援教育時代の教員養成: 実地視察10 年間の報告に見る必修要件未達成問題と質保証への課題

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  • カイホウセイ オ ゲンソク ト シタ トクベツ シエン キョウイク ジダイ ノ キョウイン ヨウセイ ジッチ シサツ 10 ネンカン ノ ホウコク ニ ミル ヒッシュウ ヨウケン ミタッセイ モンダイ ト シツ ホショウ ヘ ノ カダイ

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特別支援教育への制度移行は教員養成課程を有する各大学のカリキュラムにその理念を反映 させることができなければ実現できない。特別支援教育ではすべての学校の教員が特別な支援を必 要とする児童生徒の教育に関わる可能性がある。現状の課程認可制度では,障害者の発達や学習 についての養成段階での学修が保障されていない構造が,課程認定大学の実地視察報告から明ら かになった。教員養成課程を有する大学間連合で自主的アクレディテーション・システムを作る動きも あるが,基準を満たしていることを前提としているなどの課題もある。質保証の実質化には,各大学に は学部をこえた権能を持つ教職課程委員会等の設置を義務付け,シラバス変更を届出制にする必要 がある。

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