ダスト粒子からの雲粒・氷晶発生を扱う詳細雲微物理ボックスモデルの開発

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タイトル別名
  • Development of a box model with detailed cloud microphysics to treat nucleations of droplet and ice crystal from mineral dust particles
  • ダスト リュウシ カラ ノ ウンリュウ ・ ヒョウショウハッセイ オ アツカウ ショウサイ ウン ビブツリ ボックスモデル ノ カイハツ

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抄録

Ⅱ. 詳細雲微物理モデルの開発と応用

自然大気中で効率的に氷晶核として働くと考えられているダスト粒子からの雲粒・氷晶発生を取り扱うために, カッパーケーラー理論と氷晶発生の古典理論を組込んだボックスモデルを開発した. モデル検証として, アリゾナテストダストを雲核・氷晶核とした雲生成チャンバーを用いた雲粒凍結実験結果との比較を行った. 比較では, 雲粒や氷晶の数濃度のみでなく間接効果の評価に重要である粒径分布の比較も行った. 本稿では, モデルの概要と比較結果を記述する.

収録刊行物

  • 低温科学

    低温科学 72 79-86, 2014-03-31

    北海道大学低温科学研究所

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