里山における遠隔看護システムの活用に関する検討

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Abstract

近未来、わが国におけるほぼすべての地域で例外なく人口の高齢化と過疎化が進行する。こうした高齢過疎化現象は、従来のような里山(へき地や中山間地域)だけでなく、地方小都市でも進行する。また、平成16年度から「新研修医制度」が実施され、医療の過疎化や医療の質の格差がますます拡大しつつある。平成14年4月から本学の看護実践国際研究センター看護地域貢献研究部門に「遠隔看護基盤研究プロジェクト」を立ち上げて遠隔看護機器とシステムの開発等に着手し、平成17年12月に臨床試験を開始して以来2年以上経たので、事例的にその評価を試みた。その結果、孤独感・不安感の軽減等が認められ、遠隔看護(遠隔ケアと同義語と見なす)は対面サービスの看護実践を補完し向上させることが示唆された。(著者抄録)

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