書誌事項
- タイトル別名
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- Does Reason Have a Force of Motivation? : Instrumental Practical Reason and Pure Practical Reason
- リセイ ニ ドウキズケ ノ チカラ ワ アル カ : ドウグテキ ジッセン リセイ ト ジュンスイ ジッセン リセイ
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抄録
あることを心から「よい」と思い、それを実現するのに適切で実行可能な手段もわかっているのに、その手段を実行しないということはあるだろうか。「よい」と思っていたものが、そう思えなくなったとか、もっと魅力的な「よい」ものが見つかったとか、手段の適切さを見誤っていたとかの逸脱があれば、それもあるかもしれない。しかしそのような逸脱がなければ、手段を実行しようと「意図」するのが「合理的(理性的)」だとする考え方(A)がある。この考えには、たとえそのような逸脱がなくても、手段を実行する気にならないことがある、とする考え方(B)が対立している。また仮に実現される目的を欲していなくても、行為そのものが「正しい」ということだけで、やろうとすることはありうるとする考え方(C)もある。本稿では(A)と(C)の考えがどうして可能だと言えるのか、その理屈を考えてみたい。
収録刊行物
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- 岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要
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岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 13 11-25, 2014-03-31
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699872960256
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- NII論文ID
- 120005422679
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- NII書誌ID
- AA11844473
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- ISSN
- 13472216
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- NDL書誌ID
- 026618075
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN