ソフトウェア開発環境記述用関数型言語の設計と処理系の試作

• 荻原, 剛志

• 飯田, 元

• 新田, 稔

• 井上, 克郎

• 鳥居, 宏次

書誌事項

タイトル別名

• DESIGN OF THE PROCESS DESCRIPTION LANGUAGE AND ITS INTERPRETER
• ソフトウェア　カイハツ　カンキョウ　キジュツヨウ　カンスウガタ　ゲンゴ　ノ　セッケイ　ト　ショリケイ　ノ　シサク

抄録

我々はソフトウェアの開発過程を形式的に記述し，実行するための関数型言語PDL(Process Description Language)およびそのインタプリタを作成した．PDLでは開発過程をツールの起動やウィンドウ操作の系列として記述する．PDLはこれらの操作のための関数や複数の操作を並列実行するための関数を持つ．また，さまざまなマクロ機能があり，定義の記述を容易に行うことができる．PDLインタプリタは，実行中に検出した未定義関数をそのつどユーザに定義させる機能などを持ち，十分詳細化されていない記述も実行可能である．また，デバッグ機能やヒストリ機能，関数定義の画面編集機能などの機能も備えている．我々はすてにJSD（ジャクソンシステム開発法）など，いくつかの開発技法をPDLて記述し，実行している．PDLインタプリタは現在，いくつかのUNIXワークステーション上で稼働中である．

収録刊行物

• 情報処理学会研究報告プログラミング（PRO）

  情報処理学会研究報告プログラミング（PRO） 1988 (94), 89-98, 1988-12-09

  情報処理学会

詳細情報

• CRID: 1050299693926879360
• NII論文ID: 120005526817
• NII書誌ID: AN10485570
• HANDLE: 11094/51053
• ISSN: 09196072
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • CiNii Articles