誘電体板を装荷した狭ビームアクティブパッチアンテナ

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タイトル別名
  • Narrow Beam Active Patch Antenna loading Dielectric Plate
  • ユウデンタイバン ヲ ソウカ シタ  キョウ ビーム アクティブ パッチ アンテナ

抄録

マイクロ波無線送電技術には指向性の鋭い送電アンテナが必要である。小型高効率な送電アンテナの実現技術としてアンテナ一体型発振器を同期運転するアクティブアンテナがある。アクティブアンテナでは、大規模アレイにおける動作の安定化などの観点から、素子単体出力の向上や、高利得化が望ましいが、その検討は少ない。本研究では、5.8GHz帯無線送電アンテナを目指した、高利得アクティブアンテナについて検討した。単体利得を大きくするため、アンテナの開口面積が広くなるよう考慮した。パッチアンテナの主放射方向へ60cm離れた位置に利得8dBiの対数周期アンテナを配置し、発振特性を観測したところ、所望の周波数で発振し、受信電力が約-20dBmであった。また、狭ビームを実現するために、パッチアンテナの正面に誘電体板を装荷した。その結果、ゼーム幅を56degから40degへ狭くする事ができた。

収録刊行物

  • 信学技報

    信学技報 SPS2004 (9), 21-26, 2005-01

    電子情報通信学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050862643880233088
  • NII論文ID
    120005555762
  • HANDLE
    11094/51288
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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