Development of an appraisal scale on workplace harassment abuse for nurses

Bibliographic Information

Other Title
  • 看護職者の職場ハラスメント被害に関する測定尺度の開発
  • カンゴショクシャ ノ ショクバ ハラスメント ヒガイ ニ カンスル ソクテイ シャクド ノ カイハツ

Search this article

Abstract

本研究は、看護職者を対象に職場ハラスメント被害をストレス認知の側面から把握する測定尺度の開発を目的とした。A 県の医療福祉施設の看護職者450 名を対象に、質問紙調査を実施した。調査項目は従来の研究を参考に42 項目を準備した。統計解析では予め仮定した高次(二次)因子モデルのデータへの適合性は確認的因子分析で検討するが、前記データへの適合性が統計学的な許容範囲にない場合、相関係数が0.8 以上のうちのいずれの項目を任意に削除し、次に残った全項目におけるCITC の値が0.4 以下の項目を削除した上で、因子モデルのデータへの適合性を再検討するものとした。結果として、業務の遂行上でなされる「仕事関連ハラスメント」11 項目とそれ以外でなされる「個人関連ハラスメント」9 項目で構成された本尺度の因子モデルの側面からみた構成概念妥当性ならびに信頼性が統計学的に支持された。本研究結果から、看護職者の職場におけるハラスメント被害の予防策の検討にとって有意義な基礎資料となることが示唆された。

Journal

Related Projects

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top