助産学の客観的臨床能力試験を受験した助産学専攻科生の評価

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本研究の目的は,助産学の客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)を受験した助産学専攻科生がとらえた評価を明らかにすることである.研究方法は同意の得られた助産学専攻科生10名にコンピュータ入力による質問紙調査を実施した.OSCEを受験した結果,学生は,知識・技術不足を再認識しつつ,修了前の自己課題を明確化させていた.また,助産師としての自己の傾向を分析し,さらに模擬患者との関わりから現状の自己評価を行っていた.したがって,OSCEは学修成果を自らが実感し,看護実践を他者から評価されることによって,実践能力を把握できる有用な教育方法の一つである.

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