The extended use of the formal noun bun in the customer-salesperson conversation in Kansai area
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- 関西の接客場面における形式名詞ブンの拡張用法
- カンサイ ノ セッキャク バメン ニ オケル ケイシキ メイシ ブン ノ カクチョウ ヨウホウ
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Abstract
本稿では、関西の接客場面において特徴的に使用されている形式名詞ブンの用法について、談話資料を用いて帰納的に考察した。分析の結果、ブンには、①「A(の)ブンのB」を基本型とし、A を含む集合とB の集合の各要素の対応関係の存在が意味解釈に関与的であることを必須条件とするものと、②「A(の)ブン」を基本構造とし、各集合の要素間の対応関係を前提とせず先行名詞の代用表現として機能するものがあることが明らかとなった。後者は、関西のカジュアルスピーチで頻繁に使用される形式名詞ヤツの文体的な制約を補う必要から生じた用法であり、ヤツとの意味的な共通性によって用法拡張が起こったと考えられることを指摘した。
Journal
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- Handai nihongo kenkyu
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Handai nihongo kenkyu 27 1-28, 2015-03
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050581168903482496
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- NII Article ID
- 120005601301
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- NII Book ID
- AN10106606
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- HANDLE
- 11094/51521
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- NDL BIB ID
- 026311730
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- ISSN
- 09162135
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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