発達的にみたイメージ変換におけるからだの動き

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  • ハッタツテキ ニ ミタ イメージ ヘンカン ニ オケル カラダ ノ ウゴキ

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抄録

P(論文)

3歳から5歳までの幼児60 名に対してメンタルローテーション課題実施中の身体の動きを測定した。頭部と手から得たそれぞれの加速度の平均は無相関となり,不変分散では高い相関が得られた。またメンタルローテーション課題を適切に行った子どもは特徴的な分布を示し,より高い相関も得ることが出来た。このことから頭と手の揺れの関係はなんらかの協調(coordination)関係にあると考えられた。同期性とシナジー概念から,幼児の頭部と手という身体各部の動きが一定の比率へと収束していく姿について,新しい解釈を展開した。

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