精神科看護者のバーンアウトと職場ストレス要因についての検討

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タイトル別名
  • セイシンカ カンゴシャ ノ バーンアウト ト ショクバ ストレス ヨウイン ニ ツイテ ノ ケントウ

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抄録

精神科勤務の看護者のバーンアウトとそれに関連する職場ストレス要因について検討することを目的に,公立精神病院に勤務する看護者にアンケートを実施し,114名(男性32名,女性82名.平均年齢42.9±8.9歳)より有効回答を得た(有効回答率75%).バーンアウトの測定には,the Maslach Burnout Inventory-General Survey(MBI-GS)を,また職場ストレスの測定には,Nursing Job Stressor Scale(NJSS)を用いた.その結果,「仕事の量的負担」と「患者との人間関係」に関する職場ストレス要因が,MBI-GIの下位尺度である「疲労感」「シニシズム」と有意な相関にあった.また,これらのバーンアウト傾向には,個人属性や職位,勤務形態による違いはほとんど認められず,精神科看護者全体的なものであった

収録刊行物

  • 石川看護雑誌

    石川看護雑誌 1 7-12, 2004-03

    石川県公立大学法人 石川県立看護大学

被引用文献 (5)*注記

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