トマス・サモンの純正律ヴィオル

• 大愛 崇晴

書誌事項

タイトル別名

• Thomas Salmon's just intonation viol
• トマス サモン ノ ジュンセイリツ ヴィオル
• トマスサモンの純正律ヴィオル

抄録

本稿は、17世紀イギリスの音楽理論家トマス・サモン(1648-1706)による、純正律で演奏可能なヴィオルの構想について論じたものである。その構想は、科学者団体であるロンドン王立協会主催の演奏会において実現するに至ったが、ピュタゴラス以来の思弁的な数学的音楽理論の伝統にのっとりつつも、演奏実践や聴覚的な快を重視する彼の姿勢には、同時代のイギリスにおける経験主義的な思潮が反映されているものと思われる。

収録刊行物

• 人文學

  人文學 (194), 392-364, 2014-11-30

  同志社大学人文学会

キーワード

• ヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
• 音律
• 純正律

詳細情報

• CRID: 1390290699891059840
• NII論文ID: 120005642024
• NII書誌ID: AN00122832
• DOI: 10.14988/pa.2017.0000014100
• NDL書誌ID: 026033770
• ISSN: 04477340
• Web Site: https://doshisha.repo.nii.ac.jp/records/23381
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026033770
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用可