堂内の荘厳具としての幡の一考察(その二)

書誌事項

タイトル別名
  • The Notion of "Ban" as Sacred Adornment (Part 2)

この論文をさがす

抄録

AA12185033

仏教において、今も昔も仏像や経論が尊崇されこれらが重視されるのは当然と理解されるが、仏教伝来当初に仏像や経論の外に「仏具」として「幡」と「蓋」(天蓋)がともにもたらされたことはよく知られている。仏教での「幡と蓋」がいかなる役目を果たし、どういう意義をもっていたものであるかについて、日本の幡の歴史を考察しながら、今回、神下山・高貴寺(葛城山西麓大阪府河南町平石)における、経年の間、仏殿の周りに懸けられていた幡や幡の断片について調査、研究を行ったので報告する。

収録刊行物

キーワード

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ