飛騨天文台太陽観測用カメラのノイズ特性評価及び比較

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タイトル別名
  • Characterization of noises of cameras used for solar observations at Hida Observatory

抄録

飛騨天文台ドームレス太陽望遠鏡(DST)では、偏光観測を用いた電場測定などの新しいプラズマ診断手法の開拓を目的として、可視光から近赤外の広い波長帯にある任意のスペクトル線を偏光分光観測できるシステムの開発が進められている。新しいプラズマ診断手法を開拓するためには短時間で高い偏光測定精度を実現する観測が必要であり、より量子効率が高く読み出しノイズが低い検出器が望まれる。現在、DSTでは偏光分光観測のために3つの検出器(浜松ホトニクス社製ORCA-Flash4.0、Allied Vision Technologies 社製Prosilica GE1650、Xenics 社製XEVA640)が用いられている。私たちは3つのカメラの性能(量子効率、読み出しノイズ、コンバージョンファクターなど)を評価・比較し、波長帯毎にどの検出器が偏光分光観測に有用であるか調査した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050845760746396416
  • NII論文ID
    120005663310
  • HANDLE
    2433/200694
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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