書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Communication Mode and Goal Setting on Brainstorming
- ブレーンストーミング ニオケル コミュニケーション モード ト モクヒョウ セッテイ ノ コウカ
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抄録
近年の情報技術の急速な進展により、CMC(Computer-Mediated Communication)は一般的なコミュニケーション・メディアとしての地位を獲得し、その特質を明らかにすることは社会心理学における重要な課題となっている。本研究では、CMC を用いた集団のブレーンストーミングにおいて、FTF(Face-To-Face communication)による相互作用過程では不可避とされてきたさまざまな成果のロスが軽減されるかどうかを検証した。また、ブレーンストーミングに際して目標を設定することの効果が、このコミュニケーション・モードの違いによってどのように異なるかを検討した。3名集団によるブレーンストーミング場面で、コミュニケーション・モード(CMC・FTF)と目標設定(目標値提示・「Do Best」)の2 要因を操作する実験をおこなった結果、CMC を用いることは集団の生産性を高め、また成員の集団や課題に関する認知もFTFと比較するとおおむねポジティブであることが示された。一方、目標設定の効果はCMC条件では検出されなかった。これらの結果は、生産性と創造性パフォーマンスの関係やCMCにおけるプロセス・ゲインなどの観点から議論され、ログ解析を通じたより詳細な内容分析の必要性が示唆された。
収録刊行物
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- 対人社会心理学研究
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対人社会心理学研究 1 45-58, 2001
大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649734978304
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- NII論文ID
- 120004841806
- 120005666313
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- NII書誌ID
- AA11550166
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- DOI
- 10.18910/7613
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- HANDLE
- 10236/13754
- 11094/7613
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- NDL書誌ID
- 5961254
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- ISSN
- 13462857
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles