財政と制度 : 予算編成によるニーズ捕捉の現代的意義 (特集 財政学の批判的検討) Public Finance and Institutions : The Role of Needs in the Public Budgeting Process

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抄録

特集 : 財政学の批判的検討本稿の目的は, 財政と制度に関する動向を整理し論点を析出することである。まず, 古典的な予算論を検討し, 予算原則を遵守することが予算の正当性を保障していた点を確認する。次に, 制度の構造が人々の支出増・負担増への合意に影響を与えると指摘する研究を検討した。近年の財政赤字や税制度の研究は, 予算のニーズ充足機能を阻害する諸要因を分析することで制度改正を正当化する。人々の「共通の利益」だけに注目するのではなく, 「ニーズ」の概念を検討することで財政研究を前進できる可能性を指摘した。

収録刊行物

  • 三田学会雑誌

    三田学会雑誌 107(4), 601-611, 2015-01

    慶應義塾経済学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005682707
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00234610
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    0026-6760
  • NDL 記事登録ID
    026269172
  • NDL 請求記号
    Z3-295
  • データ提供元
    NDL  IR 
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