Bibliographic Information
- Other Title
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- Development of Porcelain Tea Ware in Europe— from Hizen Porcelain Tea Ware to European Porcelain Tea Service —
Abstract
16世紀以降,コーヒーや茶といった嗜好品の飲料がアジアや中南米からヨーロッパにもたらされると, 周知のとおり喫茶はヨーロッパの上流階級の間で熱狂的に好まれ,喫茶は彼等の生活の一部として定着 した。本稿では,こうした喫茶の習慣の定着には欠かせない,その必需品である喫茶の道具,とりわけ 磁器を素材とする喫茶の道具に関し,次に挙げる4 つの観点から知見を述べる。 ①日本からヨーロッパへの肥前磁器製茶器の輸出 ②ヨーロッパで用いられた喫茶の道具の形状と用途 ③財産目録にみる東洋陶磁製茶器を用いた室内装飾 ④ヨーロッパ製磁器による王侯貴族向け喫茶セルヴィスの発展
Journal
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- 周縁の文化交渉学シリーズ1 『東アジアの茶飲文化と茶業』
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周縁の文化交渉学シリーズ1 『東アジアの茶飲文化と茶業』 209-223, 2011-03-31
関西大学文化交渉学教育研究拠点(ICIS)
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677888982016
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- NII Article ID
- 120005685597
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- HANDLE
- 10112/4399
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- article
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN