呼吸器疾患のプライマリケア

• 長坂, 行雄

• 土谷, 美知子

• 坂口, 才

• 南, 卓馬

• 小南, 亮太

• 堀, 哲雄

• 一瀬, 増太郎

抄録

type:Article

問診とバイタルサイン、身体所見は効率的な診断、治療に直結する。急性の症状はバイタルサインに、慢性期の病態は身体所見に反映され、脈拍数は呼吸数の4～5倍の数値をとるが、呼吸困難時に相対的に呼吸数の増加が著しければ肺疾患を示唆することが多い。また、頸部の呼吸補助筋が発達しておれば肺気腫の可能性が高い。肺野でクラックルを両側の肺底部で左右対称に聴取すれば間質性肺炎の可能性が高い。四肢末梢の皮膚温で心拍出量も推定できる。必要な検査や処置の選択も速やかにできるように、自信を持てる身体所見を把握することが必要である。(著者抄録)

identifier:洛和会病院医学雑誌(1341-1845)25巻 Page18-22(2014.08)

identifier:1341-1845

identifier:http://kintore.hosplib.info/dspace/handle/11665/336

収録刊行物

• 洛和会病院医学雑誌

  洛和会病院医学雑誌 25 18-22, 2014-08-31

  洛和会ヘルスケアシステム

キーワード

• バイタルサイン
• 身体所見
• 聴診
• 肺音
• 呼吸音
• チアノーゼ
• 気道疾患
• 呼吸筋
• プライマリヘ ルスケア

詳細情報

• CRID: 1050001337579956992
• NII論文ID: 120005696251
• NII書誌ID: AN10556475
• ISSN: 13411845
• Web Site: http://hdl.handle.net/11665/336
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2015003848
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • CiNii Articles