介護老人福祉施設での終末期における対応方針と施設の体制 終末期ケアの取り組みの有無による比較  [in Japanese]

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Abstract

介護老人福祉施設(以下特養)における終末期ケアの体制づくりへの示唆を得る目的で、終末期ケアの取り組みの有無による終末期における対応方針と体制の違いを比較検討した。全国の5249施設に対し、終末期ケアに関する質問紙を配布し1137施設(回収率21.6%)より回答を得た。終末期ケアの取り組みを行っている施設群(n=807)とそうでない施設群(n=318)の1125施設(有効回答率98.9%)を分析対象とし、χ2検定およびt検定により比較検討した。結果、終末期ケアの取り組みを行っている施設群が、終末期の施設対応、終末期ケアの施設指針策定、看取り介護加算取得、事前意思聴取の実施割合が有意に高く(P<0.001)、臨終時の医師の死亡確認体制、看護師の夜勤体制で有意差が見られた(P<0.01)。さらに施設で看取った割合、入居者の平均要介護度も有意に高かった(P<0.001)結果から終末期ケアの取り組みを行っている施設は、終末期において施設で看取る対応方針を示し、そのための体制を整え、施設で看取った割合も高くなっていたと考えられた。(著者抄録)

Journal

  • 日本看護福祉学会誌

    日本看護福祉学会誌 15(2), 163-175, 2010-03

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005709120
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    1344-4875
  • Data Source
    IR 
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