保育所の量的拡充に関する地方自治体の相互参照行動  [in Japanese] Strategic Interaction among Local Governments for Quantitative Expansion of Childcare  [in Japanese]

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Abstract

厳しい財政状況を背景に, 急速に進む人口減少問題に対し, 新たな労働力の確保としての女性の雇用の促進は重要である。女性の雇用のためには, 就労と出産・育児が両立できる社会の実現が求められており, 各地方自治体は保育所の量的拡充を実施してきた。そこで本稿では, 保育所の量的拡充に関し, 他地域の市町村の保育所数の変化にともなって, 自地域の市町村が保育所数を増減するという市町村間の相互参照行動の有無を検証する。このとき,公立保育所と私立保育所で, 市町村の財政負担の形態が異なることから, 保育所の運営形態を考慮した市町村の相互参照行動が存在すると考える。推計結果から, 近年の市町村の保育所の量的拡充には, 市町村間で相互参照行動が認められるものの, そこには経年的変化が生じており, さらに相互参照行動の有無は公立と私立の保育所の運営形態によって異なることが明らかとなった。

Journal

  • 甲南経済学論集

    甲南経済学論集 56(1・2), 1-18, 2016-01

    甲南大学経済学会

Keywords

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005724449
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00084529
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0452-4187
  • NDL Article ID
    027147737
  • NDL Call No.
    Z3-267
  • Data Source
    NDL  IR 
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