歌唱における学習過程の再考(2) : ブータンの掛け合い歌をてがかりにした実践開発 <論文>

DOI 機関リポジトリ オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Reconsideration of the Learning Process in Singing (2) : Development of Lessons Referring to Singing Dialogues in Bhutan <Article>

この論文をさがす

抄録

本論は,人が生涯にわたり音楽文化とかかわっていく土台を築くため,ブータン歌謡ツァンモの調査から得られた成果を参照しながら,音楽科の新しい方向性を見出すことを目的とした一連の研究に位置づくものである。本年度は,ラジオ放送や学校行事等,現在のツァンモのありように焦点をあて,自分なりの思いを歌で表現する意義を問い直した。とりわけ,歌の含意を共有し,なじみのある詩形や旋律を用いて,掛け合い歌による双方向のコミュニケーションを通して,自分の思いを歌で自在に伝える活動から手がかりを得て,小学校の音楽科授業における実践開発を試みた。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ