小学校教員養成課程学生の調理器具・用語に関する知識の実態 <論文>

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  • The State of Knowledge of Cooking Terminology and Utensils among Elementary School Teacher Trainees <Article>

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抄録

日常の調理に使用されていると考えられる調理器具等や食材の切り方に関して,小学校教員養成課程の学生がどの程度の知識を有しているかについて調査を行った。大学3年生を対象とし,調理器具等31種類,切り方15種類の写真あるいは図を示して,それぞれの名称を回答させた。回答者は,男子57名,女子78名であった。切り方の名称に関しては,すべて女子の正答率が男子より高かった。また,男女ともに正答率の高かった切り方は,みじん切り,いちょう切り,輪切り,で、あった。調理器具等の名称で正答率が高かったのは,男女ともにフライパン,まな板,鍋,包丁,と調理の基本的器具であり,家庭での所有率および使用率の高いと考えられる器具で、あった。一方,裏ごし器,茶托,のように家庭での所有率や使用頻度の低くなっていると思われる器具の正答率は非常に低かった。調理器具等の正答率は,家庭での所有率や使用率を反映しているものと推測された。

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