地域保健対策に活用が求められているソーシャル・キャピタル : (社会関係資本)の概念とその背景

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抄録

2012 年の厚生労働省の地域保健対策の推進に関する基本的な指針改定により、「地域保健対策推進に当たっては、地域のソーシャル・キャピタルを活用し、住民による共助への支援を推進すること」との記述が追加された。そのキーワードであるソーシャル・キャピタル(社会関係資本)という概念は、社会あるいは集団に属しながら生活していく上において、必要で大切な人々の関係性(きずな)に着目した概念である。健全な集団・社会を考えた時、それに属する人々がその集団・社会に信頼を寄せているか。互いにゆずりあいの精神で共助の関係が維持されているか。良好なコミュニケーションネットワークが築かれているかが大切である。すなわち「社会への信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」と言った社会組織が本来持っている特性を抽出して人々の協調行動を活発化し、社会の効率性を高めるものとして定義された。その概念と生まれてきた背景及び、ソーシャル・キャピタルの意義について論じる。

収録刊行物

  • 東北文化学園大学看護学科紀要 = Archives of Tohoku Bunka Gakuen University Nursing

    東北文化学園大学看護学科紀要 = Archives of Tohoku Bunka Gakuen University Nursing 5(1), 19-25, 2016-03

    東北文化学園大学医療福祉学部看護学科

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005728277
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    2186-6546
  • NDL 記事登録ID
    027226833
  • NDL 請求記号
    Z74-H433
  • データ提供元
    NDL  IR 
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