西部北太平洋155°E線に沿った春季植物プランクトン群集の水平および鉛直分布 : 多波長励起蛍光光度計による解析  [in Japanese] The Spatial and Vertical Distributions of a Spring Phytoplankton Community along 155°E in the Western North Pacific : An In Situ Multi-Excitation Fluorometer Analysis  [in Japanese]

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Abstract

海洋において植物プランクトンは重要な一次生産者であり,植物プランクトンの現存量や分類群組成は,捕食者である動物プランクトンや,浮魚類など高次生物に大きな影響を及ぼす(Lalli and Parsons,1997)。北太平洋亜寒帯海域において,春になると植物プランクトンは冬季の鉛直混合により,有光層以深から供給された栄養塩を用いて,活発に光合成を行う(Longhurst,2006)。北太平洋亜寒帯域は西部と東部で植物プランクトン群集の特徴が異なる(Harrison et al.,1999)。西部海域はクロロフィルa(Chl. a)の季節変化が大きく(Shiomoto and Asami,1999),春季には細胞サイズが10μm以上の大型植物プランクトンが優占することが知られている(Odate and Maita,1989; Shiomoto and Hashimoto,2000)。南北変化も大きく,亜寒帯域の窒素源は硝酸塩であるが,亜熱帯域の窒素源はアンモニアであり,優占植物プランクトン群集サイズにも南北差がある(Shiomoto and Maita,1990)。ただ,これらの知見はいずれも採水試料に基づくもので,細かな時空間スケールで変動する植物プランクトン群集の時空間分布を連続的に評価した例は乏しいのが現状である。

Journal

  • 北海道大学水産科学研究彙報

    北海道大学水産科学研究彙報 66(1), 29-38, 2016-03

    北海道大学大学院水産科学研究科

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120005733031
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11547977
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1346-1842
  • NDL Article ID
    027522916
  • NDL Call No.
    Z18-208
  • Data Source
    NDL  IR  JASI 
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