小学校理科「流水の働き」における水害に対する防災意識を促すモデル教材の開発と授業実践

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タイトル別名
  • Development of Teaching Material and Class Practice to Enhance Disaster Prevention Awareness to a Flood in Elementary School Science

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抄録

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本研究では、豪雨や台風などによる水害に対する防災意識を促すために、発泡スチロールで作製した河川のモデル教材を開発し、それを活用した授業実践を行った。このモデル教材を活用することで平常時と災害時の河川の流量やそれが河川敷に及ぼす影響ならびに堤防の役割や効果などを視覚的に理解することが可能となる。また、土石流による水位の変化なども理解させることができ、河川のモデル教材として複数の効果が期待される。愛知県内の小学校5年生を対象に、「流水の働き」の単元においてモデル教材を活用した授業実践を行った。実践の結果、モデル教材を用いた降雨による河川の流量変化や土砂災害の様子について、児童は具体的なイメージをもって理解できていることが明らかとなった。また、この授業を通して、水害の恐ろしさについて再認識し、防災の意識が高まっていることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282813414154368
  • NII論文ID
    120005742149
  • NII書誌ID
    AA12747406
  • ISSN
    24240605
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10424/6593
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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