新語・流行語分析: Google Trends を利用して
この論文をさがす
抄録
日本では毎年年末に、1年の中で新しく生まれたり流行した言葉から新語・流行語大賞を決定するが、 この新語・流行語大賞を決定する習慣は世界中で存在している。 実際に2015年のイギリスでは、1年を象徴する言菓は絵文字と決定されに2014年のアメリカで黒人差別問題が大きな間題となったことを受け、 それに関係する語が選出された。 このように現代社会を鋭く反映した新語・流行語について深く知ることは、 世界の動きを把握する手がかりとなる。 本論文では、 新語・流行語全体の傾向を明らかにするのではなく、 どのような要素を持つ語が新語・流行語となるのかを調査する。 その新しいアプロ ーチとして、 Goog1 e Trendsを用いて新語・流行語を検索にかけ、 得られた傾向によ って分類した。 そして、 各分類がどのような要素から成立しているのかを考察した。
収録刊行物
-
- 論文集:金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
-
論文集:金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 11 (29), 29-46, 2016-03-23
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845760857401984
-
- NII論文ID
- 120005756464
-
- NII書誌ID
- AA12141923
-
- ISSN
- 21886350
-
- Web Site
- http://hdl.handle.net/2297/45162
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles