CRISPR/Cas9を用いたMC3T3-E1細胞におけるGpr81遺伝子のノックアウト

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抄録

CRISPR/Cas9を用いたMC3T3-E1細胞におけるGpr81遺伝子のノックアウトについて検討した。遺伝子導入したMC3T3-E1細胞株(KO)45株のGpr81遺伝子発現量をRT-qPCRで定量しβ-アクチンで補正し、野生型比で72.4%%であった。このうち、約50%の発現を示したものと、50%以下の発現であったものを各1株(KO41、KO16)選択した。KO41細胞株、KO16細胞株ともに野生型に比べて、Gpr81遺伝子発現の有意な減少が認められた。野生型MC3T3-E1細胞と比較して、形態的変化は認めなかった。野生型MC3T3-E1細胞、KO41細胞株、KO16細胞株からゲノム抽出を行った。1.5%アガロースゲルで電気泳動を行い、ともに約1000bpのDNA断片がシングルバンドとして確認した。KO16株ではPAM配列から-7~-4までの4塩基が欠損し、-3に変異が挿入されていた。

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