オホーツク紋別重粘土におけるライムギの栽培と食品としての用途拡大の試み

書誌事項

タイトル別名
  • オホーツク モンベツジュウ ネンド ニ オケル ライムギ ノ サイバイ ト ショクヒン ト シテ ノ ヨウト カクダイ ノ ココロミ

この論文をさがす

抄録

近年需要が高まっているライムギはコムギ栽培が難しい厳しい気候・土壌環境下で生育可能で北海道紋別市の寒冷な重粘土壌でも管理を適切に行えば穀実生産が可能であることがわかった。さらに安定的な収量を得るためには冬枯れ・倒伏しづらい短稈品種の開発が望まれる。小麦薄力粉を原料とする食品(菓子等)ではライムギ粉で置き換えられるものがあり、独特の色合いと風味、食感が得られるため今後の利用拡大が期待される。

収録刊行物

  • 北農

    北農 76 (3), 323-329, 2009-07

    財団法人 北農会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ