「男性稼ぎ主モデル」脱却に関する理論再考 : ジェンダー比較福祉国家研究の到達点と課題から

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タイトル別名
  • Theories of the male breadwinner model : reflecting on the gendered comparative welfare state literature
  • ダンセイ カセギヌシ モデル ダッキャク ニカンスル リロン サイコウ : ジェンダー ヒカク フクシ コッカ ケンキュウ ノ トウタツテン ト カダイ カラ
  • 「 ダンセイ カセギ シュ モデル 」 ダッキャク ニ カンスル リロン サイコウ : ジェンダー ヒカク フクシ コッカ ケンキュウ ノ トウタツテン ト カダイ カラ
  • 男性稼ぎ主モデル脱却に関する理論再考 : ジェンダー比較福祉国家研究の到達点と課題から

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抄録

本稿の目的は、「男性稼ぎ主モデル」脱却に関する理論的知見を整理することである。1990年代の重要なジェンダー福祉国家研究を「規範論」「政策論」「動態論」の3つの視点から比較分析した結果,目指すべき規範的モデルに基づき政策分析を精緻化した「ジェンダー・ポリシー・レジーム」論が一つの到達点であることが明らかになった。しかしながら,「動態論」に関してはセインズベリの指摘する以外にも別の「経路」がある可能性を検討し,今後の研究展開の方向性を提示した。

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