社会調査における非回答の理論

• 吉村, 治正

書誌事項

タイトル別名

• シャカイ チョウサ ニ オケル ヒカイトウ ノ リロン
• Why Do They Refuse Social Surveys? Sociologists' Views toward Suervey Nonresponse

抄録

Departmental Bulletin Paper

調査対象者の選択的意思による協力拒否は社会調査にとってきわめて深刻な問題であるにも関わらず、本邦の社会学者の間では未だこれを規範的に評価することが横行している。本稿では、非回答の発生とそれが及ぼす調査結果への影響について、旧来的な理解（抵抗の連続尺度モデル）と、社会科学に立脚し非回答を調査対象者の合理的思考の結果とみなす諸理論（機会費用理論・社会的交換理論・社会的孤立理論・パーソナリティ理論・天秤理論）とを対比させ、その特徴を概略的に論じた。

収録刊行物

• 奈良大学紀要

  奈良大学紀要 (44), 143-154, 2016-03-05

  奈良大学

キーワード

• 社会調査
• 非回答
• 天秤理論

詳細情報

• CRID: 1050296420565282944
• NII論文ID: 120005853865
• NII書誌ID: AN00181569
• ISSN: 03892204
• NDL書誌ID: 027295762
• Web Site: https://nara-u.repo.nii.ac.jp/records/501
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027295762
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles